金鯱賞、フィリーズレビュー予想
百花繚乱、G1馬5頭出走と豪華なメンバーが揃った今年の金鯱賞。
G1馬達を抑えて目下4連勝中の上がり馬エアウィンザーが1番人気、良血と鞍上、派手な勝ちぷっりと本来の実力よりも課題評価の可能性も。
ここ最近の中京2000m重賞は米国血統保持内包馬の活躍がトレンド、ディープインパクトと米国血統の配合のアルアインを本命に。
中間はしっかり乗り込み、追い切りでは坂路で自己ベストを更新、今回はブリンカー着用で一変、皐月賞以来の美酒も。
お宝 リスグラシュー
かつてはワンパンチ足りない印象だった昨年の秋はエリザベス女王杯を優勝しその後香港で2着、トモに実が入り楽にポジションが取れ勝ち切れるようになった。
本格化したハーツクライ産駒は手がつけらない、道悪でも結果を出している。
休み明けで次を見据えているがこの人気なら。
◎ラブミーファイン
桜花賞への最後の望みをとスプリンターにマイラー、オープン馬に一勝馬とメンバーも多彩で難解で波乱の可能性が高いレース。
最早ガラガラポン、思い切って穴狙い。
ラブミーファインは新馬戦でニシノデイジーに勝利、函館2歳Sはハナ差の2着、ファンタジーSは桜花賞最有力候補ダノンファンタジーと0.4差、前走こそ惨敗したがここまで距離短縮でパフォーマンスを上げている。
中間も瞬発力を強化する調教を施し出たなりの位置で溜めがきけば一発も。
本命兼お宝で
「絶対に負けたくない!」から紐解く穴パターン事典
こんばんは。
本日はお薦めの競馬本について
新進気鋭の予想家メシ馬氏が書いた「絶対に負けたくない!」から紐解く穴パターン事典。
血統、ラップ、トラックバイアス、レースレベル、さまざまな角度から競馬を分かりやすく穴馬の発生パターンを解説。
競馬の知識を深めたい人や思考領域を広げたい人にはお薦めです。
弥生賞、チューリップ賞、オーシャンS私的回顧
1着メイショウテンゲン(父ディープインパクト×母父フレンチディピュティ)
3着ブレイングドーン(父ヴィクトワールピサ×母父ホワイトマズル)
ラップタイム
12.7-11.7-12.5-12.5-12.4-12.3-12.2-12.1-12.3-12.6
勝ち時計
2.03.3
大波乱の決着となった今年の弥生賞、原因は道悪にあると思う。
3 4コーナーでの位置取りが明暗を分けた格好で内枠の有力馬が勝ちに動いたところを外を回った差し馬が上位を独占、このレースは能力以上に道悪への適正が勝負を分けた結果で皐月賞につながるとは思えない。(道悪になれば話しはが変わるが)
1着ダノンファンタジー(父ディープインパクト×母父Not For Sale)
2着シゲルピンクダイヤ(父ダイワメジャー×母父High Chaparral)
3着ノーブルスコア(父ディープインパクト×母父Dylan Thomas)
ラップタイム
12.7-11.1-11.7-12.3-12.1-11.3-11.0-11.9
勝ち時計
1.34.1
ダノンファンタジーが始動戦を無事に終えた印象。直線で包まれて外へ切り替えすロスがあったけど余裕綽々で進路を見つけてしっかり末脚を伸ばしての完勝。
桜花賞の最有力候補であること間違いないなさそう。
シゲルピンクダイヤは後方から上がり最速での2着。
未勝利勝ち直後の重賞挑戦でこの結果は大健闘、荒削りで成長の余地もありどう変ってくるか注目。
ノーブルスコアは今回マイナス12kでの出走で権利を獲得、本番は馬体の調整が課題になりそう。
1着モズスーパーフレア(父Speightstown×母父Belong to me)
2着ナックビーナス(父ダイワメジャー×母父More Than Reary)
3着ダイメイフジ(父アグネスデジタル×母父ダンスインザダーク)
ラップタイム
11.4-10.1-10.8-11.4-11.4-12.0
勝ち時計
1.07.1
モズスーパーフレアが前半3ハロン32.3という、中山芝1200m史上3番目に速いタイムで逃げて、そのまま押し切った。
番手追走のナックビーナスが2着に入ったことから、前が止まりにくいトラックバイアスであったことを加味も、強い内容であったことは確か。
ダイメイフジは大敗からの連闘は昨年暮れのラピスラズリSと同じパターンで成果を出した。
弥生賞予想
本番と同じ舞台設定なのにヴィクトワールピサ以降、ここを勝って皐月賞を優勝した馬がいない。
皐月賞は4 ,5ハロンから速いラップを刻むタフな展開になりやすく、弥生賞は前半はゆったり流れラストの3ハロンの瞬発力比べが例年の傾向。
しかしトライアル、賞金を持った有力馬よりここで権利を獲りたい馬を狙いたい。
◎カントル
兄はダービー馬のワグネリアンで荒削りながら瞬発力は非凡で器用でしなやかなフォームは良血馬の証。
スローからの瞬発力比べは持ってこいでダービー出走を考えると賞金加算は必須でMデムーロ鞍上と勝負駆け気配に一票投じたい。
お宝
ブレイングドーン
新馬戦は評価馬アドマイヤジャスタを完封、メンバーレベルが高かった京都2歳Sは2着、
ホープフルSは内を割られて5着と世代上位で争っているのにこのオッズはやや不当ぎみ。
父は弥生賞、皐月賞と連勝しており鞍上は同レースに相性の良い福永騎手でこの先を見据えたら賞金を加算をしたい一頭だ。
オーシャンS、チューリップ賞予想
1番人気必須のモズスーパーフレアは外枠、先手を取ってロスなく組み立てたいがラブカンプーやイエローマリンバ、斤量が4kマイナスで追走が楽になるナックビーナスと前半から前がかりで差し台頭も。
エスティタートは自在性があり1200mのキャリアは浅いが決め脚はある、クラブ規定でここがラストの可能性も。
メイチの一撃に期待して本命兼お宝で。
昨年の阪神ジュベナイルフィリーズを勝ったダノンファンタジーは休み明けだが能力や舞台設定を考えればここは確勝級。
アクシデントさえなければまず崩れない。
シェーングランツはジュベナイルフィリーズは消化不良の一戦だったがアルテミスSで魅せた全身を上手く使ったストライド走法の末脚は世代屈指、本番前の前哨戦でトライアル仕様だが上位2頭が抜けている状況。
狙うは残り一枠に滑り込みを狙う馬
ブリッツアウェイ、父はディープインパクトで母父は相性の良いStorm Cat系のジャイアンツコーズウェイ、阪神マイルも勝鞍もあり、ある程度前付けも出来るなら先週の前が残りそうなトラックバイアスなら少ない可能性に一票投じたい。