安田記念予想
◎ダノンプレミアム
今開催の東京開催は過去にないくらい高速馬場でオークスもダービーもレースレコード決着。
好走馬の血統的な傾向はスプリンター的な要素を持った牝系とディープインパクトの組み合わせが走りやすそう。
ダノンプレミアムは父のディープインパクトから柔らかと加速力、母系はダンチヒ4×3のクロスとロベルト系の組み合わせでスピードと持続力を完備、大きなフットワークとレースセンスが高くどんなペースにも対応できる対応力と質の高いギヤチェンジ能力が武器でこの舞台も2歳コースレコードを記録しており高速決着にも対応可能、弱点らしい弱点がない。
お宝 インディチャンプ
父は名種牡馬ステイゴールドで母のウィルパワーの母系は同レース勝ち馬のリアルインパクトや香港G1勝ちのネオリアリズムを輩出したトキオリアリティー牝系の出身。
回転数の速いピッチ走法と機動力と一瞬の加速力が武器で同舞台で勝ちもあり内枠も追い風でスローペースに泣いた前走からの一変も。
相手上位は断絶人気のアーモンドアイ、去年の勝ち馬モズアスコット。
抑えでスマートオーディン、サングレーザー、ケイアイノーティック、フィアーノロマーノ、エントシャイデン
日本ダービー予想
◎ダノンキングリー
言わずと知れた黄金配合、高速決着だった先週のオークスもこの配合の馬達が1-2フィニッシュ。
今週からBコースからCコースに変わり、内枠枠有利なレース傾向で外枠に逃げ馬、レースが流れるなら内枠の有利性も高くなるはず。
やや消化不良だった皐月賞、東京コース2戦2勝と相性も良く、世代屈指のギヤチェンジ能力を武器に大舞台で巻き返してくるはず。
お宝 アドマイヤジャスタ
皐月賞は大外枠、出遅れながらもラストはしっかり伸びてはいるが不完全燃焼な感があった。
血統的にはオーストラリアでG1を優勝したアドマイヤラクティの半弟にあたり距離延長も大きな加点材料。
東京2400mで優秀な成績をあげてる友道厩舎のノウハウと鞍上にダービー2勝のミルコデムーロ騎手の勝負強さ、一発あっても不思議じゃない。
オークス予想
◎シャドウディーヴァ
オークスは血統的にサンデーサイレンス系×ダンジグ系やヌレイエフ系を保持内包した配合の馬が好走することが多い。
シャドウディーヴァは父ハーツクライで母父はダンジグ系のDansiliという配合で血統構成にはぴったり。
先週ヴィクトリアマイルはDansiliを父に持つハービンジャー産駒のノームコアが勝ち、今回の東京開催の重賞ではトニービン保持内包の好走が目立ち、高速馬場適性も高そう。
オークス一本に絞ったローテーションも好感。
オークス馬ヌーヴォレコルトを手掛けた岩田康成騎手×斎藤誠厩舎のコンビも心強い。
お宝 エールヴォア
牝系は名門のロイヤルサッシュ系で活躍馬にサッカーボーイ、ステイゴールド、ショウナンパンドラ等の活躍馬を輩出した底力に富んだ一族で直近ではNHKマイルC2着のケイデンスコールがいる。
この馬もトニービンを保持内包しており今のブラッドバイアスに合っている。
前走の桜花賞は出遅れて力を出し切れなかっただけで人気を落とすなら妙味あり。
相手はクロノジェネシス、シェーングランツ、シゲルピンクダイヤ
ヴィクトリアマイル予想
◎レッドオルガ
キャリア全5勝は左回りと屈指のサウスポー。
父はディープインパクトで母は東京巧者と4頭の重賞勝ちを輩出したエリモピクシー。
血統的にはHalo、Drone、Sirlovrと素軽いスピードと瞬発力を付加する配合を施され硬めの高速馬場でのギヤチェンジ能力が問われる同レースにぴったりの血統構成。
前走は馬場、展開共に先行馬が恩恵を受け、不利な後方から追い込むも着差は僅か。
G1でペースが流れて差し展開になれば末脚一閃、ゴールまで止まるんじゃねーぞ。
お宝 アマルフィーコースト
父ダイワメジャーで母父はサドラーズウェルズ系のHigh Chaparral。
サドラーズウェルズ系を保持内包した父の産駒にはアドマイヤマーズ、メジャーエンブレムと東京マイルG1を2頭輩出した好配合。
2走前の京都牝馬Sは内が壊滅状態のトラックバイアスで僅差の3着、前走の阪神牝馬Sも2着と粘走、フロック視は禁物。
相手はプリモシーン、ラッキーライラック、ミエノサクシード。
NHKマイルC予想
前評判は桜花賞馬グランアレグリアが圧倒的な人気、東京マイルへの適性、速い持ち時計、前走の休み明けでの鮮やかな勝ちぷっり、圧勝の可能性も高い。この馬の持ち味は自在に動けるレースセンスの良さとスピードの持続力、実際勝ったレースは前半スローからのロンスパ押し切りがパターン、G1でペースが上がり前傾になった時や他馬に被せられた時に付け入る余地はそう。
◎ヴァルディゼール
新馬戦と重賞のシンザン記念を連勝した素質馬で共に加速ラップでまとめる優秀な内容。
前走は前をカットされる不利が全てで勝ち馬から0.2差度外視可能。
セックスアピールを根幹するロードカナロア産駒にはアーモンドアイがいる、前走だけで評価を落とすなら買い。
お宝 カテドラル
2歳時に皐月賞2着のヴェロックス、きさらぎ賞勝ちのダノンチェイサーを負かした素質馬、大きく負けた関東での2戦は距離と苦手な持久力戦と考えば見直しも。
前走は出遅れ馬群を捌きながら上がり最速で差し届かずの2着、展開次第で浮上も。
相手はダノンチェイサー、グルーヴィット、ファンタジスト、ヴィルッテスバッハ。
抑えマイネルフラップ。
馬券はワイドで。
天皇賞(春)予想
◎チェスナットコート
京都の3200mは同レースでしか使用されない特殊条件でリピーターや同じ血統の馬の好走も多い。
しかも変則3日開催で土曜日はレースが行われず芝の状態は良好で内を回る馬に有利に働きそう。
同馬の父はこのレースに相性のいいハーツクライで母父は短距離やダートで活躍馬を輩出しているクロフネ、母系からは短距離で活躍したダッシャーゴーゴーもいる。
米国血統との配合は活躍馬多数で父の成功パターン。
近走は海外遠征に休み明けと結果は振るわいが去年は惜しくも馬券圏内は逃したが勝ち馬から0.3秒差、内枠を引けたのもプラスで人気を無視して狙いたい。
ここは本命兼お宝で。
相手はエタリオウ、フィエールマン、グローリーヴェイズ、パフォーマープロミス