中山記念、阪急杯私的回顧
1着ウインブライト(父ステイゴールド×母父アドマイヤコジーン)
2着ラッキーライラック(父オルフェーヴル×母父Flower Alley)
ラップタイム
12.4-11.1-11.5-11.7-11.5-11.7-12.1-11.6-11.9
勝ち時計
1.45.5
蓋を開けたら結局リピーター、先を見据えた仕上げで完調一歩手前のG1馬達を舞台適正と出来の良さでパフォーマンスを上げて逆転してしまうという構図でこれぞ中山記念って感じ。
勝ったウインブライトは外枠引いた皐月賞以外は大崩れなし、他場で負けて中山変わりの時は要チェックだが昨年のマイルチャンピオンシップも勝ったステルヴィオから0.4秒差とさもなく力は着実に着けている。
今後一線級相手のレースで何処まで出来るか興味深い一頭だ。
ラッキーライラックはマルターズアポジーが飛ばすタフな流れを粘っての2着、斤量やトラックバイアスに恵まれたという見方もあるが3冠牝馬アーモンドアイとしのぎを削った実力馬、今後は大阪杯かヴィクトリアマイルどちらかに向かうと思う、動向に注目したい。
ステルヴィオはスプリングS勝ちもありG1馬達のなかで最も勝つ可能性があると思ったがタフな流れの展開で最後は上がり最速の33.5の末脚は目を惹いた。
1着スマートオーディン(父ダノンシャンティ×母父Alzao)
2着レッツゴードンキ(父キングカメハメハ×母父マーベラスサンデー)
3着ロジクライ(父ハーツクライ×母父Machiavellian)
ラップタイム
12.3-10.9-11.2-11.3-11.3-11.3-12.0
勝ち時計
1.20.3
スマートオーディン、ここで復活とは。
2年の休養で前走は道中かかり通しのちぐはぐな競馬のなか上がり最速で0.4秒差、復調の兆しを見せていたのでまさかこことは・・・
流石トップステーブル池江厩舎の面目躍如って感じです。
鋭い末脚を武器にダービー候補といわれた彼が戻ってきたことでG1戦線も面白くなりそう。
レッツゴードンキは内枠を活かした完璧なレース運びもスマートオーディンの剛脚に屈した形での2着。
桜花賞優勝の彼女も7歳、まだまだ一線級でやれる、タフさや闘争心には感服です。
距離短縮がプラスにでたロジクライ、母系はMachiavellian、Danzigと短距離志向が強めの牝系と機動力を強化するヘイローのクロス持ち、本来の位置より後方だがしっかり末脚伸ばして3着、脚質に幅が広がったのはプラス、マイル前後の重賞戦線で勝ち負け出来る。
最後に直線で不利を受け力を出し切れない馬達がいたのでそんな馬達の次走、馬券的な妙味が出そう。